卒中後の血管内血栓除去、早いほど予後良
2016年10月17日 Journal of the American Medical Association
虚血性脳卒中後の血管内血栓除去術までの時間と転帰への影響を、ステント型血栓回収デバイスまたは第二世代デバイスを用いた第3相試験5件のメタ解析で検討（対象計1287例）。発症から無作為化までの時間は平均196分、血栓除去群の発症から動脈穿刺までは同238分だった。血管内血栓除去術＋薬物療法群では薬物療法単独に比べ90日時の障害の程度が低かったが（平均mRS 2.9 vs. 3.6）、発症から動脈穿刺までの時間が長いほど予後不良だった。...