SAVRの生体弁は10年後から劣化する
2016年10月19日
British Medical Journal
重症大動脈弁狭窄症への生体弁による外科的大動脈弁置換術(SAVR)の転帰を、追跡期間2年以上の観察研究を用いたシステマティックレビューとメタ解析で検証。生存期間中央値は65歳以下群16年、65-75歳群12年、75-85歳群7年、85歳以上群6年だった100人年あたり脳卒中発症率は0.25、同心房細動発症率は2.90だった。また、構造劣化回避率は10年時94.0%、15年時81.7%、20年時52%で、劣化発生は10年後に急速に増加することが示唆された。...
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