経心尖TAVI、SAVRより死亡リスク高
2016年10月19日
British Medical Journal
周術期死亡リスクが低-中等度の重症大動脈弁狭窄症患者への経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)と外科的大動脈弁置換術(SAVR)の効果を、無作為化試験4件(対象計3179例)のシステマティックレビューおよびメタ解析で検証。2年追跡の結果、SAVRに比べ、経大腿TAVIは死亡率および脳卒中発症率、致死的大出血発生率などの低下に関連していた。一方の経心尖TAVIでは死亡率(1000患者あたりリスク差: 57、95%CI-16 - 153)、脳卒中発症率(45、-2 - 125)とも増加していた。...
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