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網膜芽細胞腫、出生前診断が治療に有効

2016年10月24日  専門誌ピックアップ

家族性網膜芽細胞腫乳児患者20例を対象に、RB1変異アレルの出生後スクリーニングと出生前スクリーニング(早期分娩)の転帰を後ろ向き観察研究で比較。全児に両眼の腫瘍が確認された。視力を脅かす腫瘍は出生後群8例中4例、出生前群12例中3例に認められた。治療成功数は出生後群3例、出生前群11例で(P=0.002)、早期分娩関連合併症は見られず、出生前診断は児と家族にとって事前の計画を立てやすくすると示唆された。...