2009年の全米入院患者サンプルを用いて、成人入院患者における造影剤腎症リスクを推定。急性腎障害(AKI)に比較的多く見られる12診断の有無で層別化したAKI発症率は、造影剤投与群5.5%、非投与群5.6%だった。併存疾患および最終診断で調整すると、造影剤投与によるAKI発症オッズ比は0.93(95% CI, 0.88 - 0.97)となり、造影剤腎症リスクについての文献記載や臨床評価は過大である可能性が示唆された。...
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