前立腺癌男性9272例(平均66.9歳)を対象に、アンドロゲン遮断療法(ADT)と認知症の関連をコホート研究で検討。ADT実施と認知症リスクには統計学的に有意な関連があった(HR 2.17;95% CI, 1.58 - 2.99;P<0.001)。先にADTとの関連が指摘されているアルツハイマー病発症者を除外した解析でも傾向は同じだった。ADT期間で層別化した解析では、12カ月以上ADTを行った場合に認知症の絶対リスク上昇が最も大きかった(同2.36;95% CI, 1.64 - 3.38;P<0.001)。...
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