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早期発見より過剰診断?マンモ検診の実態

2016年11月4日  New England Journal of Medicine

1975-2012年の米国国立癌研究所SEERプログラムのデータから、40歳以上の女性におけるマンモグラフィ乳癌検診の有益性を検証した。マンモグラフィ検診の導入後、2cm未満の腫瘍の検出率は大幅に増えたが(10万人当たり162例増加)、2cm以上の腫瘍はそれほど減っておらず(10万人当たり30例減少)、進行の危険がある早期乳癌の発見より、臨床的問題のない患者を乳癌と診断する過剰診断の多いことが示唆された。...