日本人胃癌転移、遺伝子コピー3割に違い
2016年11月15日
Annals of Surgery
日本人原発性胃癌237例のDNAと、マッチさせたリンパ節転移巣103例のDNAを用いて、受容体型チロシンキナーゼ(RTK)と下流シグナル伝達遺伝子の遺伝子コピー状態を調査。30%の胃癌で、原発性胃癌とリンパ節転移巣の間の遺伝子コピー状態が異なっていた。最も多かったのはシグナル伝達遺伝子(PIK3CA、KRAS、MYC、CCNE1)発現の陰転化だった。単変量解析の結果、原発性胃癌におけるRTKの増幅は生命予後不良と関連していた (P=0.04)。...
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