精神病薬で出所者の再犯リスクが減少
2016年11月22日
Journal of the American Medical Association
スウェーデンで刑務所出所者2万2275人を対象に、精神病薬による薬物治療が出所後の再犯リスクを低下させるかについて、コホート研究で検証。中央値4.6年の追跡で非治療期と治療期の再犯率を比較した結果、抗精神病薬治療中の再犯ハザード比は0.58(95%CI, 0.39-0.88)、精神刺激薬治療中は同0.62(95%CI, 0.40-0.98)、依存症薬治療中は同0.48(95%CI, 0.23-0.97)と有意に低いことが分かった。抗うつ薬あるいは抗てんかん薬では、再犯率低下との関連は見られなかった。...
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