免疫CP阻害薬併用療法で劇症型心筋炎
2016年11月22日
New England Journal of Medicine
悪性黒色腫に対する免疫チェックポイント(CP)阻害薬イピリムマブとニボルマブの併用療法で、致死性心筋炎を発症した2例の症例報告。両例で横紋筋融解症を伴う筋炎、進行性かつ難治性の心筋の電気的不安定、T細胞およびマクロファージの著明な浸潤を伴う心筋炎を認めた。薬物動態調査では同併用療法を受けた患者の0.27%に心筋炎が発生したとされ、T細胞が関与する稀な薬物反応であることが示唆された。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。