小児癌、生存改善も健康状態は悪化
2016年11月28日
Annals of Internal Medicine
1970 - 99年に小児癌の治療を受けた生存者1万4566人を対象に、癌治療が健康状態に与える影響を横断研究で評価。90年代の治療は70年代に比べ、晩期死亡率および重度慢性疾患有病率を改善させたが(21.0% vs. 33.4%)、健康状態は改善しなかった。90年代に治療を受けた生存者では、70年代に比べて健康不良(13.7% vs. 11.2%;P<0.001)や癌関連の不安(15.0% vs. 13.3%;P<0.001)の申告が多くみられた。...
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