胆道癌のHPD、短長期転帰は「acceptable」

肝葉膵頭十二指腸切除術（hepatopancreaticoduodenectomy: HPD）を受けた胆道癌患者52例を対象に、HPDの安全性と有効性を後ろ向きレビューで評価。90日死亡率は0％で、術後230日に肝膿瘍による死亡が1例みられた。重大な術後合併症（グレード3以上）と肝不全の発生率はそれぞれ37％、3.8％だった。5年全生存率は44.5％で、胆管癌患者と胆嚢癌患者に有意差はなかった。...