1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 高FGF23が感染による入院リスクに

高FGF23が感染による入院リスクに

2016年11月29日  専門誌ピックアップ

米国の多施設共同観察研究Cardiovascular Health Studyの登録患者から地域で生活する65歳以上の高齢者3141例を抽出し、線維芽細胞増殖因子(FGF)23の血漿中濃度と感染による入院リスクとの関連を検討。追跡期間の中央値は8.6年。FGF23濃度の上昇に依存して感染による最初の入院のリスクも高まることが示唆された(ハザード比1.11、95% CI,1.03 - 1.20 per doubling of FGF23)。FGF23濃度上昇と入院リスクの上昇の相関は、CKDの有無を問わず示された(相互作用P=0.13)。...