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PCSK9阻害薬追加でアテロームが退縮

2016年12月2日  Journal of the American Medical Association

スタチン療法施行中の冠疾患患者968例を対象に、前駆タンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)阻害薬エボロクマブの追加投与が冠動脈硬化に与える影響を、プラセボ対照無作為化試験で検討(GLAGOV試験)。血管内超音波法(IVUS)で評価したベースラインから78週時までのアテローム体積の変化率は、対照群0.05%増に対し、エボロクマブ追加群は0.95%減で有意にアテロームが退縮した(-1.0%差、95%CI -1.8% - -0.64%、P <0 .001)。...