PPIで市中肺炎リスクが上がるのか
2016年12月5日
British Medical Journal
プロトンポンプ阻害薬(PPI)新規使用者16万人を対象に、PPI処方前後の市中肺炎リスクをコホート研究と自己対照症例集積研究で検証。PPI曝露群の市中肺炎リスクは対照群の1.67倍だった。自己対照症例集積研究における発症率比はPPI処方後30日が1.19と処方前30日の1.92より低く、prior event rate ratio解析でも、PPI使用での相対リスクは0.91と低下していたことから、PPI関連の市中肺炎リスクはすべて交絡因子によるものと示唆された。...
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