セレコキシブの心血管安全性確認

心血管リスクの高い変形性関節症または関節リウマチ患者2万4081例を対象に、セレコキシブの心血管安全性を無作為化比較試験で検証。ITT解析での主要複合評価項目（心血管死、非致死性心筋梗塞または脳卒中）の発生ハザード比は、対ナプロキセン0.93（95％ CI, 0.76 - 1.13）、対イブプロフェン0.85（95％ CI, 0.70 - 1.04）、OT解析ではそれぞれ0.90（95％ CI, 0.71 - 1.15）、0.81（95％ CI, 0.65 - 1.02）と、いずれもセレコキシブの非劣性が示された（いずれも非劣性のP＜0.001）。...