Ticagrelor、末梢疾患で優位示せず
2016年12月6日
New England Journal of Medicine
症候性末梢動脈疾患患者約1万例を対象に、新規抗血小板剤ticagrelorとクロピドグレルの心血管イベント抑制効果を二重盲検event-driven試験で比較(EUCLID試験)。主要複合評価項目(心血管死、心筋梗塞、虚血性脳卒中)の発生率は、クロピドグレル群の10.6%に対しticagrelor群では10.8%(ハザード比1.02 [95% CI, 0.92 - 1.13; P=0.65])であり、ticagrelorの優位性は示されなかった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。