大腸内視鏡検査施行予定の461例を対象に、リン酸ナトリウム製剤(NaP)の腸管洗浄効果を、ポリエチレングリコール製剤(PEG)を対照薬とする無作為化非劣性試験で検討。BBPSスコア(腸管前処理の評価尺度)7以上の達成率はNaP群86.4%、PEG群89.0%で、大腸全部位でNaP群のPEG群に対する非劣性が示された。レジメン遵守率はNaP群99.6%、PEG群94.1%(P<0.001)で、簡便さはNaP群の54.8%、PEG群の29.0%で評価された(P<0.001)。安全性は同等だった。...
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