AAA修復施行率に国家間差

英国と米国の複数の公的データをもとに、両国の腹部大動脈瘤（AAA）修復術の動向を比較。2005-12年に米国では27万8921例が、英国では2万9300例がAAA修復術を受けた。英国の「AAA修復術施行率」は米国に比べ低く、「動脈瘤関連死」や「破裂による入院」は多かった（順にオッズ比0.49 [95％CI 0.48 - 0.49、P＜0.001]、同3.60 [95％CI 3.55 - 3.64、P＜0.001]、同2.23 [95％CI、2.19 - 2.27、P＜0.001]）。手術時の動脈瘤平均径は英国63.7mm、米国58.3mmだった（P＜0.001）。...