ACE阻害薬投与中の非糖尿病性慢性腎臓病患者45例を対象に、ビタミンD受容体作動薬paricalcitol(PARI)と減塩食の尿蛋白への影響を無作為化クロスオーバー試験で検討(ViRTUE-CKD試験)。尿蛋白の幾何平均値(mg/24 h)は通常食+プラセボで1060、通常食+PARIで990だった(通常食+プラセボに対しP=0.20)。一方、減塩+プラセボでは717に、減塩+PARIでは683に有意に減少した(順に、P<0.001、P<0.001)。減塩食の効果を除くと、PARIの効果は有意ではなかった(P=0.60)。...
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