学術的スパムメール、受信阻止は困難

勇敢な学者5人を対象に、学会参加や論文投稿を呼びかける学術的スパム（迷惑メール）の量や抑制可能性を前向きに検証。送信先リスト登録時の平均受信数は312件/月だった。スパムメールは送信先リストから削除後1カ月で39％減少したが、削除後1年時の減少率は19％にとどまった。スパムの16％は二重送信で、83％は受信者の研究分野に無関係だった。スパムメールには独創的な言葉使い、お世辞、活気にあふれた文面という特徴があり、時に不可解だが面白いものもあった。...