近視リスク、39歳までのUVB曝露が左右
2016年12月28日 専門誌ピックアップ
近視と紫外線B（UVB）曝露、血清ビタミンD濃度、ビタミンD代謝系遺伝子多型との関連を、European Eye Studyデータから検討。同研究から無作為に抽出した65歳以上の3168人のデータを解析した結果、特に青少年期（14-19歳）と若年成人期（20-39歳）のUVB曝露の多さが近視のリスク低下につながり、学歴で調整しても関連性は変わらないことが示された。ビタミンDの直接的影響を示す有力なエビデンスはなかったが、血清ルテイン高値と近視リスク低下に関連が見られた。...