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頸椎後弯症で咽頭面積が拡大

2016年12月29日  専門誌ピックアップ

頸椎後弯症患者36例を対象に、頸椎後弯症と嚥下機能障害の客観的評価値との関連を症例対照研究で検証。ビデオ蛍光透視法による嚥下機能検査の結果、後弯症患者群では年齢および性でマッチさせた後弯症のない対照群に比べ、平均咽頭面積が3.34cm2(95%CI、0.47 - 5.21、P=0.0007)有意に拡大していた。拡大した面積は下咽頭通過時間の0.57秒の延長(95%CI、0.045 - 1.09、P=0.034)、および喉頭内侵入発生率の増加(P=0.014)と関連した。...