局所進行性または転移性の未治療尿路上皮癌患者119例を対象に、抗PD-L1抗体アテゾリズマブの治療効果を第2相試験で評価(IMvigor210試験)。対象はいずれもシスプラチン不適応だった。アテゾリズマブの奏効率は23%(95%CI、16 - 31)、完全奏効率は9%、無増悪生存期間(PFS)中央値は2.7カ月(同2.1 - 4.2)、全生存期間中央値は15.9カ月(同10.4 - 推定不能)だった。疲労感、下痢、そう痒などの治療関連有害事象が対象の10%以上で報告された。...
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