児の蠕虫感染予防、効果高い駆虫法判明

小児の土壌伝播蠕虫感染症対策としての駆虫薬服用の効果を、システマティックレビュー（56試験）とメタ解析（38試験）で比較。地域全体に駆虫薬を提供した場合と小児のみに提供した場合では、地域全体に駆除対策を講じたほうが、小児の土壌伝播蠕虫感染症有病率が有意に低下することが確認された。オッズ比は、鉤虫で4.6（95％CI、1.8-11.6、P＝0.0020）、回虫で16.4（同2.1-125.8、P＝0.0092）だった。...