大腸癌肝転移に対し、化学療法後に肝切除術を受けた患者725例を対象に、予後における原発部位の意義を検証。中腸系由来の腫瘍は後腸系由来に比べ、切除後3年時の無再発生存率(15% vs. 27%、P<0.001)および全生存率が低かった(46% vs. 68%、P<0.001)。中腸系由来の腫瘍は病理学的な奏効不良および全生存率の不良と独立して関連した。また、この違いはRAS変異状態とは無関係であることも示唆された。...
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