未熟児網膜症、IOHでの検出改善少
2017年1月11日 専門誌ピックアップ
遠隔医療アプローチでの急性期未熟児網膜症評価において、眼内出血（IOH）の所見を用いた重症度予測が可能かどうかを前向き研究の二次解析で検討。出生体重1250g以下の早産児1239例のうち、22％で主に片眼性のIOHが見られた。IOHは出生体重および在胎月齢と逆相関し、網膜症およびその重症度と相関した（P＜0.0001）。ただし、IOHを評価プロトコルに組み込んだ場合の遠隔医療システムによる未熟児網膜症検出に関する感度の変化はわずかだった（94% vs. 95%）。...