2008-13年の全米入院患者サンプルから初発の鼻出血入院患者1813例を対象に、動脈結紮術と塞栓術の転帰を後ろ向きコホート解析で検証。結紮術施行率は57.1%で、経時的減少傾向が見られた。手術による輸血、脳卒中、失明、院内死亡の発生率は両群同等だったが、結紮術群では塞栓術群に比べ挿管や気管切開の発生率が有意に低かった (2.8% vs. 5.3%; P = 0.009)。結紮術群では入院期間が短く(P=0.014)、入院費も少なかった(P<0.001)。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。