糖尿病前症スクリーニングは「精度低い」【BMJ】
2017年1月13日
British Medical Journal
糖尿病前症スクリーニングの診断精度とその後の介入による2型糖尿病予防効果を、スクリーニング研究49件と介入試験50件のシステマティックレビューとメタ解析で検証。糖尿病前症の検出において、HbA1cの感度は0.49、特異度は0.79と不十分であり、カットオフ値も一定でなかった。空腹時血糖値は感度0.25、特異度0.94と、感度が低かった。著者らは「スクリーニングは正確ではなく、誤った診断で予防介入を受ける人や、診断から漏れる人が多くいる」と述べている。...
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