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扁桃体機能がCVDリスクを予測【Lancet】

2017年1月26日  Lancet

心血管疾患(CVD)の既往のない30歳以上のPET/CT施行患者293例を対象に、安静時の扁桃体(ストレスに関与する脳領域)機能がCVDリスクを予測する可能性について縦断研究で検証。中央値3.7年の追跡期間中に22例がCVDを発症した。扁桃体機能は骨髄機能(r=0.47、P<0.0001)および動脈炎症(r=0.49、P<0.0001)の亢進と有意に関連し、CVDの有意なリスクとなることが示唆された(ハザード比1.59、95%CI、1.27 - 1.98、P<0.0001)。...