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副鼻腔炎診断に「疼痛」項目不要?【Laryngoscope】

2017年1月30日  The Laryngoscope

慢性副鼻腔炎の推定診断を受けた成人1186例を対象に、臨床診断基準から疼痛を除くことで診断精度が改善されるかを後ろ向きコホート研究で検討。副鼻腔炎の確認は、CTまたは内視鏡で異常所見を基準に行った。その結果、1997年の副鼻腔炎対策委員会(RSTF)ガイドラインから顔面痛、耳痛、歯痛、頭痛を除いても診断感度に有意な変化はないが(除外前79.2%、除外後70.3%)、特異度は有意に改善することが確認された(除外前37.1%、除外後65.1%)。...