冠疾患へのRAS阻害薬、効果は限定的?【BMJ】
2017年2月13日
British Medical Journal
心不全非合併の安定冠動脈疾患患者におけるレニン・アンジオテンシン系(RAS)阻害薬の有効性を、無作為化試験24件のメタ解析で検証。計19万8275患者・年を追跡した結果、全体としてRAS阻害薬はプラセボに比べ全死亡、心血管死、心筋梗塞、脳卒中、狭心症、心不全、血行再建術施行のリスクを低下させた。しかし層別解析では、RAS阻害薬の効果が示されたのは、プラセボ群のイベント発生率(CER)が高い試験に限定された。...
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