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片側声帯麻痺、筋随伴あれば音声障害少【Laryngoscope】

2017年2月14日  The Laryngoscope

永続性片側声帯麻痺83例を対象に、喉頭筋電図検査(LEMG)で検出する内喉頭筋の随伴運動(synkinesis)と音声障害の関連を後ろ向きレビューで検討。声帯麻痺発症6カ月後における音声障害の自覚的評価尺度(Voice Handicap Index-10)平均スコアは、随伴運動あり群14.4±10.6、随伴運動なし群21.0±10.1で、有意差を認め(P=0.02)、片側声帯麻痺では随伴運動を認める方が音声障害は少ないことが示唆された。...