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市中肺炎で心不全リスクが6割上昇【BMJ】

2017年2月27日  British Medical Journal

成人の市中感染肺炎患者4988例と非肺炎成人2万3060例を対象に、心不全リスクを前向きコホート研究で比較。中央値9.9年間の追跡で、心不全発生率は市中肺炎群11.9%、非肺炎群7.4%(調整ハザード比1.61、95%CI 1.44 - 1.81)と有意な差があった。65歳以下では心不全発生リスク上昇幅は小さかったが(市中肺炎群4.8% vs. 非肺炎群2.2%、同1.98、1.5 - 2.53)、66歳以上ではリスク上昇幅が大きくなっていた(同24.8%vs. 18.9%、1.55、1.36 - 1.77)。...