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LHONの視力低下、定説より緩徐【Ophthalmology】

2017年3月8日  Ophthalmology

レーベル遺伝性視神経症(LHON)のSoave-Brazil家系6例(12眼)を対象に、LHONの自然経過を前向き観察症例シリーズで検討。対象はいずれもミトコンドリア遺伝子11778G>A変異を有していた。発症2カ月前に視力が低下し、その低下は発症後8カ月まで確認された。ハンフリー視野の平均偏差の低下は発症4カ月以前に見られ、6-8カ月時に低下がプラトーに至った。LHONの自然経過はこれまでの定説であった亜急性ではなく、より緩徐であることが示唆された。...