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ヘルニア再修復、TEPとTAPP転帰等【Surg Endosc】

2017年3月9日  Surgical Endoscopy

開腹による初回修復手術後に再発した鼠径ヘルニア患者2246例を対象に、膜外到達法(TEP)と腹腔内到達法(TAPP)による再手術後の転帰を比較。単変量および多変量解析の結果、TEPとTAPPの術中合併症、合併症関連の再手術、再再発、安静時および労作時の疼痛、治療を要する慢性疼痛の発生率に有意差はなかった。しかし、漿液腫発生率はTAPPで有意に高く、著者らは「2つの手技については術者が得意とする手技を選択すべき」と結論している。...