PVRにデキサメタゾン導入の効果薄【Ophthalmology】
徐放性デキサメタゾンの硝子体内インプラントの術後転帰を単施設前向き無作為化盲検対照試験で検討。対象は、シリコンオイルを用いた網膜硝子体手術を施行した増殖性硝子体網膜症(PVR)患者138例とした。主要評価項目とされた追加手術なしの解剖学的成功率は、デキサメタゾン群と標準治療群で同等だった(49.3%、46.3%、P=0.733)。ただし6カ月時の嚢胞様黄斑浮腫発生率はデキサメタゾン群で有意に少なかった(42.7%、67.2%、P=0.004)。...
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