バレット食道の癌リスクを良好予測【Ann Surg】

バレット食道患者2591例のデータを基に、異形成または食道腺癌への進行を予測するリスクスコアを開発し、妥当性を検証。70歳以上、男性、PPI不応、粘膜変質範囲3cm以上、食道カンジダ症の既往の5つの変数をもとに簡略な進行リスクスコアを作成した。リスクスコア（0-8点、カットオフ値3点以上）の感度は70％、特異度は79％で、10分割交差検証におけるC統計量は0.76（95％CI、0.72 - 0.79）と良好な識別能を示した。...