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術後外斜視では内転障害が多い

2017年3月23日  Ophthalmology

術後外斜視患者の143眼を対象に、内転障害と解剖学的異常所見の相対発現頻度を後ろ向きコホート研究で検討。患者の87%に内転障害を認め、内側直筋の付着異常眼は、正常眼と比べて内転障害の程度が有意に高かった(P<0.02)。内側直筋遠位部の線維化の位置と内転障害の重症度には有意な相関が示された(P<0.0001)。外側直筋の緊張が軽度または中等度の眼は、緊張のない眼と比べて内転障害の程度が有意に高かった(P<0.001)。...