レボチロキシンで児のIQ改善せず
2017年3月29日
New England Journal of Medicine
潜在性甲状腺機能低下症または低サイロキシン血症を呈する妊娠20週未満の単胎妊娠女性1203例を対象に、妊娠中のレボチロキシン治療が及ぼす出生児の認知機能への影響を検証。甲状腺機能低下症の母親の出生児では、5歳時のIQスコアはレボチロキシン群97(95%CI、94 - 99)、プラセボ群94(同92 - 96)、低サイロキシン血症の母親では94(同91 - 95)と91(同89 - 93)で、いずれも群間に有意差を認めなかった(順にP=0.71、0.30)。...
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