トラネキサム酸、経口と静注で効果等

初回人工股関節全置換術施行患者83例を対象に、トラネキサム酸静注製剤に対する同経口製剤の止血効果の同等性を無作為化比較試験で検討。経口群と静注群の平均ヘモグロビン濃度低下度は順に3.67g/dLと3.53g/dL（同等性P＝0.0008）、平均総失血量は1339mLと1301mL（同P＝0.034）で、いずれも同等だった。輸血施行率にも有意な群間差はなかった（P＝0.35）。...