妊娠中の抗インフル薬、児に影響なし

母親が妊娠中にノイラミニダーゼ阻害薬（オセルタミビルまたはザナミビル）を使用した乳児5824人および非使用乳児69万2232人を対象に、子宮内曝露の影響を観察コホート研究で検討。子宮内曝露は低出生体重（調整オッズ比0.77）、低アプガースコア（同0.87）、早産（調整ハザード比0.97）、不当低出生体重（調整オッズ比0.72）などいずれの新生児リスクも上昇しなかった。妊娠第1期の子宮内曝露による先天奇形リスク上昇も見られなかった。...