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放射線被曝減少で二次癌が大幅減

2017年4月4日  Journal of the American Medical Association

1970-99年に診断された小児癌の5年生存者2万3603例を対象に、放射線および化学療法と二次癌リスクの経時変化を後ろ向きコホート研究で検証。放射線療法実施率は70年代の77%から90年代の33%へ、線量中央値は30 Gy(四分位範囲24-44)から26 Gy(同18-45)へ、ともに減少した。二次癌の15年累積発生率は70年代に癌と診断された生存者で2.1%、80年代で1.7%、90年代で1.3%と低下傾向が認められた。二次癌リスクの低下は放射線量の減少と関係することが示唆された。...