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抗血栓薬使用増で硬膜下血腫の発症増

2017年4月5日  Journal of the American Medical Association

デンマークで硬膜下血腫患者1万10人と一般集団からの対照40万380人を対象に、抗血栓薬と硬膜下血腫の関連を症例対照研究で検証。抗血栓薬の使用は硬膜下血腫リスク上昇と関連し、ビタミンK拮抗薬と抗血小板薬(低用量アスピリンまたはクロピドグレル)の併用で最もリスクが高かった。一般集団の抗血栓薬使用率は、2000年の1000人当たり31.0から2015年には76.9と増加していた。同期間の硬膜下血腫発症頻度も1万人年当たり10.9から19.0と上昇していた。...