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児クローン病の合併リスクモデル開発

2017年4月5日  Lancet

新規診断のクローン病合併症リスクモデルを開発し、小児913例を対象にTNFα療法の効果を多施設共同前向きコホート研究で検討。年齢、人種、疾患部位、antimicrobial serologiesを含めた競合リスクモデルは感度66%、特異度63%、陰性適中率95%だった。リスク評価後早期(90日以内)に抗TNFα療法を受けた患児は、受けなかった患児に比べ、穿通合併症率が低いようだったが(ハザード比0.30、P=0.0296)、狭窄合併症ではこの傾向は見られなかった。...