SSRIの先天心疾患リスクに遺伝子関与
2017年4月10日 British Medical Journal
全米先天異常予防研究から先天性心疾患を持つ乳児1180例のデータを抽出し、妊娠中のSSRI使用による児の先天性心疾患リスクが、母児の遺伝的変異により異なるかどうかを検討。母親のSHMT1（rs9909104）GGおよびAG型の先天性心疾患リスクは、AA型に比較して、順に5.9倍、2.4倍と高かった。児の葉酸、ホモシステイン、トランススルフレーションの代謝経路に関わる遺伝的変異も先天性心疾患リスク上昇に関連した。...