腎癌へのIL-2と標的療法、相互影響せず
2017年4月13日
The Journal of Urology
転移性腎細胞癌患者87例を対象に、高用量インターロイキン-2(HDIL-2)療法の延命効果を後ろ向きレビューで検証。HDIL-2療法での OSおよびPFSは、分子標的治療歴の有無に関わらず同等だった(OS:P=0.88、PFS:P=0.8)。また、HDIL-2療法で完全または部分奏効を示した群と、良くても病勢安定または進行した群に、その後分子標的療法を行った場合のOS中央値もそれぞれ30.1、25.4カ月と同等だった(P=0.4)。...
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