ACEi/ARB後Cr上昇は心腎長期リスク
2017年4月14日
British Medical Journal
ACE阻害薬またはARBで治療を開始した患者12万2363例を対象に、血清クレアチニン(Cr)濃度上昇に関連した長期的な心腎転帰をコホート研究で評価。ガイドラインが治療中止を推奨する血清Cr 30%以上の上昇は2078例(1.7%)で見られた。血清Cr 30%以上の上昇は、30%未満に比べ、調整後全有害心腎転帰(末期腎不全、心筋梗塞、心不全、死亡など)発生率比増加と関連した。血清Cr 30%未満の上昇であっても、有害心腎転帰とは段階的に関連した。...
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