ICG蛍光法が大腸切除線決定に有効
2017年4月19日
Surgical Endoscopy
左側大腸癌に対し腹腔鏡手術を施行した112例を対象に、ICG蛍光法の定量的評価が術中の近位結腸切除線の決定に有用かを後ろ向き解析で検討。ICG蛍光法で切除線の変更が必要とされた18例では22.2%に吻合部漏出(AL)が発生したが、変更不要とされた94例でのALの発生はわずか1.0%だった。ICG蛍光法は大腸手術における吻合部の灌流評価に有効で、より正確な手術判断を提供できる可能性が示唆された。...
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