敗血症ショックへのEGDT、効果は疑問
2017年4月24日
New England Journal of Medicine
敗血症性ショックにおける早期目標指向療法(EGDT)の有効性を、3つの多施設共同試験の個別患者データ(7カ国138病院の患者3723例)のメタ解析で検証(PRISM試験)。90日死亡率はEGDT群24.9%、通常ケア群25.4%となり、調整後オッズ比0.97(95%CI 0.82 - 1.14、P=0.68)で両群に差はなく、その他のアウトカムにも差はなかった。EGDTは通常ケアに比べ、集中治療や心血管ケアも有意に増やし(順にP=0.04、P=0.01)、入院費増加と関連することも示唆された。...
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